乳酸 トレーニング スポーツ

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バケツ理論-誰も知らない乳酸とスポーツのヒミツ

乳酸,トレーニング

スポーツに大敵と言われる乳酸。
最新の運動生理学によると、実は乳酸はエネルギー源だった!
乳酸を知り、科学的にトレーニングを行うことが勝利の近道です。
無酸素運動の短距離系、有酸素運動の長距離系、その複合の球技系と、スポーツ種目ごとに乳酸トレーニングの方法を「バケツ理論」でわかりやすく説明します。
科学的トレーニング方法で、ライバルに3歩差をつけましょう!

乳酸トレーニングの理論

乳酸と糖質・脂質

例えば腕立て伏せを何回も連続して行ったとき、だんだんと腕や胸の筋肉がカーッと熱くなったように感じ、それ以上続けるのが苦しくなりますよね?あるいは100m走を全力で走っ...

乳酸がなぜ蓄積するのか?

筋肉は糖質を燃焼(代謝)して運動のためのエネルギーを作り出します。 糖質を燃焼すると水と二酸化炭素になり、それと同時に運動のエネルギーを造ります。糖質代謝は2つの段..

速筋線維と遅筋線維

運動生理学に多少でも興味のある人ならば、「スプリンターには速筋線維が多く、マラソン選手には遅筋線維が多い」ということを聞いたことがあるでしょう。私たちの筋肉は、筋線...

バケツ理論で乳酸蓄積を知る

糖質を解糖系代謝で分解して乳酸をつくり、さらに乳酸を酸化系代謝で酸化して、運動のためのエネルギーを生み出すプロセスは、「バケツに水を貯める」ということをイメージするとも...

乳酸を蓄積させない3つの方法

バケツの水をあふれさせない、つまり乳酸濃度を上げないための方法はいくつかあります。その方法について考えてましょう。水道の勢いを弱くする  これは運動のエネルギーとして...

乳酸はエネルギー源だ!

これまで、乳酸は疲労物質として考えられ、乳酸の蓄積にいいところは何もないと考えられてきました。ところが、近年のスポーツ生理学では、乳酸について全く新しい考え方が生まれて...

長距離種目のトレーニング

マラソンランナーは乳酸をためるな!

マラソン・トライアスロン・自転車競技のような長距離持久系・有酸素運動のトレーニングでは、「乳酸をできるだけ蓄積させない」ことが大切です。乳酸濃度を高くしないでも維持で...

バケツ理論と長距離系乳酸トレーニング

では、バケツ理論によって乳酸という面から持久系スポーツのトレーニングのアプローチを考えて見ましょう。まず長距離走などで一番大事なことは、乳酸発生の元となる糖質をでき...

短距離種目のトレーニング

スプリンターは乳酸を出せ!

長時間のスポーツでは「乳酸をできるだけ蓄積させない」ことが大事ですが、反対に400m走までの短距離走では「いかにたくさんの乳酸を発生させるか」という能力が大事です。...

バケツ理論と短距離系乳酸トレーニング

では、バケツ理論によって乳酸という面からトレーニングのアプローチを考えて見ましょう。  まず短距離系では第一に絶対的な出力を高めることが大切です。トレーニング面では解糖...

球技系種目のトレーニング

球技系スポーツと乳酸

短距離・長距離のどちらにも属さない、主に球技系のスポーツの場合はどうなのでしょう?球技に限らず、大体3分以上の競技時間があり、そのなかであるときは全力で動き、あるときは...

バケツ理論と球技系乳酸トレーニング


結局、全力で動くときと、そうでないときのメリハリがある球技系のスポーツでは、耐乳酸能力と乳酸酸化能力の両方をバランスよくトレーニングすることが大切なのですが、このことを...

乳酸Q&A

乳酸に関するよくある質問

乳酸がたまると筋肉痛になるのですか?  激しい筋トレを行うと、次の日にはあちこちの筋肉が筋肉痛になってつらいですね。 しかし、これは乳酸の蓄積のせいではありません。 筋ト...

サイト情報&リンク集

サイト作成者自己紹介

こんにちは!「誰も知らない乳酸とスポーツのヒミツ」記事作成者のヤンといいます。 学生時代、運動生理学を勉強していました(運動生理学の研究で修士号を持っています)。 現在...

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