乳酸を蓄積させない3つの方法

乳酸を蓄積させない3つの方法

スポーツに大敵と言われる乳酸。 最新の運動生理学によると、実は乳酸はエネルギー源だった! 乳酸を知り、科学的にトレーニングを行うことが勝利の近道です。 無酸素運動の短距離系、有酸素運動の長距離系、その複合の球技系と、スポーツ種目ごとに乳酸トレーニングの方法を「バケツ理論」でわかりやすく説明します。 科学的トレーニング方法で、ライバルに3歩差をつけましょう!

乳酸を蓄積させない3つの方法

バケツの水をあふれさせない、つまり乳酸濃度を上げないための方法はいくつかあります。その方法について考えてましょう。


水道の勢いを弱くする

これは運動のエネルギーとして、糖質の利用を少なくするという考えです。
糖質の代わりに脂質を利用して運動のエネルギーを生み出します。
脂質からは乳酸は産生しないので、糖質の消費を少なくすることで乳酸の蓄積を抑えられます。


糖質利用を少なくする


バケツの底穴を大きくする

バケツの底穴を大きくすることは、乳酸を酸化し、エネルギー源として消費する能力を高めることを意味します。
解糖系で産生した乳酸をすぐに酸化して消費し、乳酸を蓄積させない
という考え方です。


乳酸酸化を活性化


バケツを大きくする

バケツを大きくすれば、それだけ水を貯められる容量が大きくなります。
つまり、同じだけ乳酸濃度が上がっても、まだ余裕があることを意味します。
これを「耐乳酸能力を高める」といいます。


耐乳酸能力を高める


それぞれの能力を高めるトレーニングは方法が異なります。
また、どの能力を高めるのがベターなのかは、競技種目によっても異なります。
自分の競技種目で必要になる能力を、的確なトレーニング方法で高めること、これがスポーツ生理学による科学的なトレーニングなのです。