こんにちは!「誰も知らない乳酸とスポーツのヒミツ」記事作成者のヤンといいます。
学生時代、運動生理学を勉強していました(運動生理学の研究で修士号を持っています)。
現在も、運動に関わる仕事をしています。
現在、運動生理学・スポーツ科学の分野は急激に進歩しています。
ほんの一昔前というと、一流のスポーツ選手のピークは20代でした。
ところが、プロスポーツやオリンピック種目など、多くの競技で一流と呼べる人は30代で最高のパフォーマンスを見せています。
運動生理学の発達によって、正しい、合理的なトレーニング方法が行われ、その結果、選手寿命が延び、しかも選手のパフォーマンスも増加していったのではないかと考えられます。
一般のスポーツ愛好者の間でも、運動科学の成果は確実に浸透しつつあります。
たとえば、以前は運動中に水を飲むことなど考えられなかったのですが、今では水を適度に飲むのが「常識」です。
ところが、選手の能力を上げるためのトレーニング方法となると、トップアスリートの除き、一般レベルでは、まだまだ合理的でない、やみくもなトレーニングが行われています。
体力面でスポーツの競技力を上げるのは「パワーアップ」と「スタミナアップ」です。
とくにスタミナアップは多くの競技において重要です。
乳酸は筋肉の疲労に大きく関係しています。
いかにして運動中の乳酸発生とうまく付き合っていくかが、スポーツ科学の面から見たスタミナアップのポイントです。
このサイトでは、筋肉への乳酸の蓄積を「バケツ理論」という考えを用いて、短距離系・長距離系・球技系と、スポーツの特性別に、乳酸の蓄積に対処するための理論をイメージしやすいように説明しています。
この「バケツ理論」は、私が自分の知識と経験から考案したオリジナルな理論です。
しかし、このバケツ理論で乳酸の蓄積とトレーニング方法を考えると、非常に合理的に説明することができると自負しています。
このサイトが、皆さんのスポーツトレーニングを行ううえでのヒントになれば幸いです。
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